パパ活女子のプロフィール
パパ活歴:2年(すでに引退済み)
よく使うアプリ:シュガーダディ・ペイターズ・ティンダー
好きなタイプ:紳士的な人
インタビュー
ー今まで出会ったパパの中で地雷だなと思った方がいたら教えてください。
サクラさん)地雷というか犯罪というかもう思い出したくないことなのですが…
ーそんなに辛いご経験を…気分を害さない限りで構わないですのでもしよかったら具体的にお聞きしてもいいですか?
サクラさん)はい。私がアプリでパパを探していたら、外国人ですごいイケメンの方がいたんです。年収も非常に高かったので、パパになって欲しいと思っていいねしました。そうすると向こうからもいいねが来てマッチングして、やりとりした後会ってみることにしました。
実際に会ってみると見た目通りの紳士でした。年齢も私と7つぐらいしか離れていなくて、イタリア出身の方らしいですが日本語は堪能ですぐに打ち解けました。何回か会っているうちに私はだんだんその人のことをパパと思えなくなってきて、ある時私は直接好きであることを打ち明けました。すると向こうも私のことを好きになっていたみたいで私たちはそのまま付き合うことにしました。付き合っている時も紳士的な態度は変わらずいつも私に優しくしてくれて非常に幸せな毎日でした。
しかし、ある時彼が「母が病気になってしまったから一旦イタリアに帰らなければならない」と言ってきたのです。とても寂しかったですが仕方ないことだと思って彼を帰らせることにしました。そして彼の帰国日、成田空港まで彼を送っていく途中に彼からある手紙を渡されました。視界「僕がイタリアにつく時間まで開けちゃダメだよ」と言われたので、ワクワクした気持ちでじれったく思っていました。成田空港について一旦の別れの言葉を告げた後、出国ゲートまで見送ってそこでバイバイしました。
その約13時間後、だいたい彼がイタリアについた頃だろうと思い、私は彼からの手紙を開けました。するとそこに
「Welcome to AIDS」
とだけ書かれてあったのです。私は絶句しました。最初は「えっ?」となりましたが、その後なんとも言えない悲壮感と激しい怒りに包まれました。しかし本当なのかジョークなのかわからなかったのでとりあえずに彼に連絡しようとLINEをしましたが一向に返事が帰ってきません。電話もしましたが繋がりませんでした。おそらく逃げたのでしょうね…そうなってからさらに現実味が増してきて、恐怖感でいっぱいになりました。
ーなるほど…このようなお話を聞くのは初めてですのでちょっと驚きを隠せません。そのあとどうされたのですが?
すぐに病院に行って検査してもらいました。そこでの結果は陰性でしたが、より正確な結果が出るのは3ヶ月後なのでもう一回検査にきてくださいと言われました。
それからの3ヶ月間は地獄でしたね。何をするにしても「このまま死んじゃうのかな〜」と思ってしまい全くやる気が起きませんでした。今振り返ってみるととても生活が荒れていましたね。家に引きこもり毎日泣いていました。そんな中3ヶ月経ち検査に行くことにしました。絶望感しか感じていなかったので正直どうでもいいやと投げやりになっていましたが、結果は陰性だったのでとりあえずほっとしました。そして時間がたつに連れてだんだんと実感が湧いてきて涙が溢れてきました。それまでは考えもしなかったことですが「これからも生きられるんだ」ということさえも非常に嬉しかったです。
しかしそれがトラウマでもうパパ活や他のマッチングも何もやっていません。男性とお付き合いするのも怖くなってしまったのでそれからはそういう関係もなく今は落ち着いた生活を送っています笑。